高齢者の暮らしの安心を実現。ホームロイヤーパートナー弁護士

高齢者の暮らしのご相談なら、横浜市上大岡の法律事務所、港南アール法律事務所にご相談ください

港南アール法律事務所

暮らしの安心をサポート あなたのホームロイヤーパートナー

ご相談予約はこちら

コラム

エンディングノートの書き方 ~まとめ~

2020年03月27日

エンディングノートの有用性については、このコラムでも何回か取り上げてきました。
また、書き方についても折に触れて紹介してきましたが、今回はエンディングノートの書き方や書く際の注意点をまとめてみました。
<財産関係>
①    預貯金や株、投資信託をお持ちの方は、金融機関名や証券会社名と支店名まで書いておきましょう。
  ※暗証番号や取引用パスワードまでは記載する必要はありません。
②    契約されている医療保険や生命保険についても保険会社名や連絡先などを書いておきましょう。担当者の方のお名前を書いておくとよいでしょう。
③    ご自宅以外にも不動産をお持ちの場合は、その物件の住所だけでも書いておきましょう。
<身の回りのことや万が一に備えて>
① 万が一の時に連絡してほしい方のお名前、連絡先を書く時には何を伝えてほしいのか内容まで書いておきましょう。
②認知症になってしまった場合に、介護をどのようにしてほしいか、財産の管理を誰に任せたいかといったことも書いておきましょう
※判断能力を失ってしまった場合、財産管理を第三者がするためには後見制度の利用が必要です。その際に、ご本人の意思が明確であれば、それを参考としてご家族が動きやすい、という意味があります。
③  延命治療やご葬儀の希望を書く時には、簡単に理由も書いておきましょう。周りの方も理由がわかれば決断をしやすくなりますし、ご希望に近い決断をできる可能性があるからです。
<今後のこと>
①ご自身が、今後どのように生活したいか、どこで生活したいかという希望をまとめましょう
②それを実現するためには、どのようなことが必要かということまで考えておくことをお勧めします。
以上が簡単な書き方や注意点になります。
少しでもお役に立てれば幸いです。
当事務所では、遺言作成については2回目まで、遺産分割・後見については、初回1時間無料相談を実施しております。
お問い合わせは、こちらから