FAQ

よくある質問

  • 相続
  • 遺産分割

父が亡くなりました。母もすでに亡くなっていますが、父は母とは再婚で、父と母との間の子どもは兄と私だけです。ですが、最初の結婚の時に、子どもがいるとのことでしたが、会ったことはありません。この場合、父の遺産分割はどのように行えば良いでしょうか?

遺産分割を行う際には、お父さんの財産を把握するとともに、相続人を確定する必要があります。 この場合、お父さんの「子」が法定相続人になります。 そのため、まずはお父さんの戸籍を、お父さんが生まれた時までさかのぼって取得し、お父さんの子どもが何人いるのかを確定する必要があります。

  • 遺言
  • 遺産分割

父は遺言を残さないまま亡くなりました。遺産は預貯金と自宅の土地建物だけです。相続人は私と私の妹ですが、私は不動産を取得したいと思っています。

法定相続分に基づいて分割する場合、あなたと妹さんでお父さんの遺産を2分の1ずつ分けることになります。 例えば預貯金が1000万円で、不動産の価値が2000万円という場合、あなたが不動産を取得すると、妹さんはあなたより少ない遺産しか取得できないことになります。 妹さんが同意してくれればいいのですが、同意してくれない場合には、あなたの方で妹さんに不動産を取得する対価としてお金を支払うことで不動産を取得することが提案することが考えられます。 遺産に不動産が含まれる場合には、遺産分割の場面で問題が起こりやすいので、一度相談をすることをお勧めします。

  • 遺産分割

相続人間で遺産分割協議がまとまってないまま、被相続人名義の自宅を処分できますか?

被相続人名義の財産を処分する場合には、遺産分割協議を行うか、相続人全員で処分を行うことについて合意する必要があります。 もし協議がまとまらなかったなら、まずは家庭裁判所に遺産分割調停を申し立て、そこで解決を図ることが考えられます。

  • 遺言
  • 遺産分割

推定相続人の一人に遺産を全て渡したいと思っています。何か問題はありますか?

例えば、介護を引き受けてくれている特定の方に、遺産を多く相続させたいと希望される方もいます。 この場合には、遺言を書き、ご自身の意思が亡くなった後にも表示できるようにしておくことが大事です。 具体的には、ご自身の遺産のうち何を、どれくらい渡すのかを明確にしておくことが大切です。

  • 遺言
  • 遺産分割

最近、遺言が話題になっていますが、なぜ遺言を作る必要があるのでしょうか?

遺言は必ず作らなければいけないわけではありませんが、相続の場面は特に争いが生じやすい場面です。 また相続財産に不動産がある場合には、どのように分けるか(例えば、不動産を売って、そのお金を分けるのか、誰かが不動産を取得するのか)揉めやすい場面です。 そのため予想外に紛争が生じてしまうこともあります。実際に問題になった事例を見ていると、「親が遺言を書いてくれていれば、こんなことにはならなかった」という方もおっしゃいます。 こういった問題は遺言があれば、回避することが可能です。 まずはリスク診断をする意味でも弁護士に相談することをお勧めします。