FAQ

よくある質問

  • 遺言
  • 遺産分割

私は数年前から介護を受けているのですが、長男が同居をして積極的に介護をしてくれています。私には子どもが3人いますが、私が亡くなった際には、長男に多く遺産を渡したいと思っています。他の子どももその辺りは分かっていると思うのですが。

被相続人の方を相続人の一人が介護していた場合、遺産分割の際に「寄与分」という形で考慮される可能性があります。 しかし、実際には寄与分の証明ができない場合や、裁判になった際に認められない場合もあることから、他の相続人に比べて介護などの重い負担をしているのに、遺産分割の際に考慮されない場合もあります。 そのため、ご長男に介護の負担に応じて多く渡したい場合には、遺言を書き、ご自身の意思が亡くなった後にも表示できるようにしておくことが大事です。

  • 遺言
  • 遺産分割

最近、遺言が話題になっていますが、私の子ども達は遺産分割の際には揉めないと思いますし、遺言を作る必要は無いと思うのですが。

遺言は必ず作らなければいけないわけではありませんが、相続の場面は特に争いが生じやすい場面です。 また、相続財産に不動産がある場合には、どのように分けるか(例えば、不動産を売って、そのお金を分けるのか、誰かが不動産を取得するのか)揉めやすい場面です。 そのため、揉めないと思っていても、予想外に紛争が生じてしまうこともあります。実際に問題になった事例を見ていると、「親が遺言を書いてくれていれば、こんなことにはならなかった」という方もおっしゃいます。 そのため、そういったリスク診断をする意味でも弁護士に相談することをお勧めします。