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コラム

お盆を迎えるにあたって

2018年07月30日

 夏休みには帰省される方も多いのではないかと思います。
 当事務所は相続などに関する案件を扱っておりますが、毎年9月に相続・後見に関するご相談を多くいただきます。
 これは、帰省に伴い、家族で集まった結果、真剣に考える時期に来たと思う方が多くなるからではないか、と考えています。
 今回は、ご自身の相続について、考えておいた方が良いと思うことをお話しします。
 まず、ご自身が相続に際して、どのような希望があるか、考えてみてください。
 例えば、ご自宅を残したい、平等に分けたい、残された配偶者の面倒を見てほしいなどといったことが考えられます。
 もちろん、その前提としてご家族にトラブルが生じないように、と考える方がほとんどだと思いますが、ご自身の希望がトラブルの火種になってしまう場合もあります。特に、特定の親族だけに財産を渡したい、と考える場合には、注意が必要です。
 その上で、ご自身の財産を整理してみてください。
 不動産、預貯金、株式、投資信託、保険など、書き出していくことが大切です。
 親族も知らない財産は、ご本人が亡くなった後、誰も発見できないという事態も考えられます。
 そのため、そのような財産がないかどうかも、チェックしておく必要があります。
 さらに、ご本人の親族関係図を作成してみてください。
 特にお子さんがいらっしゃらない方は、誰が法定相続人になるのかを確かめておくことが重要です。
 このような作業をしていただくことで、今までは見えてこなかった問題が見えてくることがあります。
 その場合には弁護士にご相談いただき、ご本人の希望をかなえるためには、どのような手段が一番いいのかを一緒に考えることが大切です。
 ご自身や親族が亡くなったあとのことを考えるのは、あまり気が進まないと思います。
 しかし、予め準備をしておくことによって、防げるトラブルも多くあります。
 ご家族が集まったことをきっかけに、ご自身や親族の相続について考えてみるのはいかがでしょうか。
当事務所では、遺言・遺産分割・後見について、初回1時間無料相談を実施しております。
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