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コラム

「後見人はどんなことをしてくれるの?②」

2023年12月01日

今回も成年後見人がどのような業務を行うのかについて、具体例とともに見ていきます。

 

自宅で生活をされている場合、急な病気やけがが原因で入院をする場合があります。また入院後もすぐには自宅に戻れず、リハビリのための施設への入居や、老人ホームへの入居が必要になることがあります。

この病院への入院の際には、入院の契約や入院中に使う物品のレンタル・リースなどの契約など様々な手続きを行う必要があります。
これらの手続や雑貨の購入をご本人に代わって後見人がすることができます。

 

 

また退院後、ご自宅での生活が難しい場合にはリハビリのための病院・施設や、老人ホームへの入居が必要な場合があります。
このような場合、後見人は病院のソーシャルワーカーの方と相談しつつ転院先や施設を探し、契約や準備を行っています。

 

 

もちろん退院後ご自宅に戻られる場合も、必要な介護用品の手配や介護サービスの手配などを行います。

 

ご自宅で生活を希望されていたとしても、突然の病気やけがによって、このような対応を余儀なくされることもあります。また施設に入居していても、同様に入退院の手続きが必要になることもあります。

このような場合も、後見人は身上監護の事務として対応を行います。

 

もっとも、本コラム作成の時点では、後見人には「医療同意権」がないとされています(そのため、手術や延命治療の判断が後見人の代理権には含まれていないため、そのケースに応じて個別具体的な対応が必要になります)

 

 

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