相続が開始されたあと、相続人を調べている中で、「連絡がつかない・できない相続人の方がいた」という場合があります。
例えばAさんが亡くなり、その相続人がお子さんであるBさん、Cさん、Dさんだったとします。
Bさんが相続手続を進めようとしたところ、Cさんの住所が分からず、電話番号も分からないという事態が生じました。
この場合、まずはAさんが生まれてから亡くなるまでの戸籍を取り寄せ、相続人を確定します。そして、その相続人の方の戸籍の附票を取得することで、住所を調べることができます。
この手続きは、Aさんの「相続人」の立場で、相続手続を行うためであれば行うことは可能です。ただ、戸籍の申請、取得や戸籍をたどっていく作業は慣れていないと大変です。
相続手続についてご依頼をいただいた場合、弁護士が上記調査を行うことが可能です。
また弁護士であれば、その相続人の方とそのまま交渉を行うことも可能です。相続人と連絡が取れたけれども、話がこじれたので改めて弁護士を探して、依頼をするといった手間も省けます。
そのため相続人の連絡先が分からない、連絡の取りようがないといった事態が生じた場合には、速やかに弁護士にご相談をされることをお勧めします。
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