ご高齢のご家族を、ご自宅で介護されている方も多いのではないでしょうか。ただお子さんが複数いる場合、介護の負担が特定の親族に集中してしまう場合もあります。
このような場合、相続の場面でどのように評価されるのでしょうか。
まず「相続の場面で有利に評価してほしい」と思って、介護をされる方はほぼいないと思われます。それは親族だからというような善意の気持ちでされる方が大半だからだと思います。
ただ介護自体は大変であり、精神的に負担も大きいかと思います。場合によっては経済的な負担も生じます。
そのような負担をしているのに、いざ相続の場面になったら、何もしていない親族と平等に評価される・・・となったら、納得できない!長年の苦労をきちんと評価してほしい!と思ってしまうのが人情なのではないでしょうか?
個人的には、このように思うことは当然だと考えます。
ただ、この介護については相続の場面では納得できるような評価がされない、というのが現状です。
この点については、次回以降、詳しくお話をしたいと思いますが、介護をしている=相続の場面できちんと評価される、というわけではない、ということは覚えておいていただけると幸いです。
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