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2017年04月19日
2017年4月18日 片倉三枚地域ケアプラザ(横浜市神奈川区)にて開催された、法律家とのピアミーティングに参加しました。
今回は障害(知的障害など判断能力に影響を及ぼす障害)を持つお子さんの親が高齢になった場合に、その親子の財産管理について、どのような援助ができるのかをテーマに話し合いを行いました。
親が元気なうちは、お子さんの財産管理を親が行うことが多いと思いますが、その親が認知症などの病気の影響で、今までのように財産管理が出来なくなってしまう場合があります。
その場合、お子さんについて後見制度を利用することなどが考えられます。ただ、その場合に申し立てを行える人がいない可能性もありますので、予めお子さんに後見制度を利用して親が後見人となり、自分が対応できなくなった場合には、速やかに第三者と交代が出来るように、体制を整えておくことも可能です。
そのような制度利用の具体例などを説明しました。参加された方から積極的に事例の提供(もちろん、匿名化されています)があり、多くの方が同じような問題を抱えていることも分かりました。
参加者の方からは、早めに対応していくことが、ご本人やお子さんのためになるので、勧めていきたい、といった感想をいただきました。